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【西武】山田陽翔がうれしいプロ初勝利 背景には開幕から積み重ねた「12試合連続無失点」


西武ライオンズの山田陽翔投手がプロ初勝利を達成しました。この試合では延長10回を無失点で抑え、チームの勝利に貢献しました。山田投手は、プロ入り後、打者のレベルの違いに苦労しながらも、12試合連続無失点という成績を積み上げてきました。西武の西口監督も彼の投球スタイルを高く評価しています。山田投手は高齢時代から甲子園で活躍した経験があり、「湖国の星」としての存在感を示してきました。コンディション面での苦労もありましたが、これまでの努力が実を結び、初勝利を達成したことに本人も喜びを感じています。

西武対オリックス プロ初勝利を挙げ、西口監督(右)と記念撮影に納まる山田(撮影・狩俣裕三)

<西武3-2オリックス>◇17日◇ベルーナドーム

西武の山田陽翔投手(21)がうれしいプロ初勝利を挙げた。

同点に追いつかれての延長10回、打者3人できっちり締めた。「緊迫した場面で任せていただけるのはすごくうれしいことなので」と感謝を口にした。

初勝利の背景には、開幕から積み重ねた「12試合連続無失点」がある。ビハインドリリーフから始まり、今は勝ち試合の7回を任されることもある。開幕1軍入りを逃して2カ月後、任される仕事はどんどん大きなものになる。

近江(滋賀)時代は甲子園準優勝にも輝き、そのチームの投打の軸だった。“湖国の星”であり、甲子園のスターでもあった。

プロはやっぱり違う。「打者のレベルが違うので(マウンドで)自分と戦っていては到底抑えられないので。しっかり自分の投球ができるようになったのは今年からですね」。

直球、ツーシーム、カットボール、スプリット。打者の手元で動かす攻め方に活路を見いだし、好結果を残す。西口監督も「僕らも横で見てて何を投げてるのか分からないくらいのいい変化をさせている」とテクニックをほめる。

コンディション不良で苦しい時期もあった。「いくら頑張っても実力差が埋まらないとか、もどかしい期間もあったんですけど、今こうしてようやく初勝利することができて、今までやってきたことが正しかったんだなと思いました」。スポットライトが似合う。【金子真仁】

◆山田陽翔(やまだ・はると)2004年(平16)5月9日生まれ、滋賀県出身。近江では3季連続で甲子園に出場し、3年春は準V。甲子園通算11勝3敗。22年ドラフト5位で西武入団。今年4月3日楽天戦で1軍デビュー。今季推定年俸700万円。175センチ、82キロ。右投げ右打ち。

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