
<ドジャース19-2アスレチックス>◇15日(日本時間16日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、野手から三振を喫した。
アスレチックスの控え捕手、ジョニー・ペレダ(29)が2-16と大差がついたため、投手を温存するため8回に登板した。これが今季3試合目の登板。先頭から3連打で無死二、三塁で大谷を迎えた。
MLB公式サイトによると「打球を打ち返してきたら、僕は死んでたと思う」とびびりまくり、マウンドの後ろに逃げながら100キロ台のスライダーとチェンジアップで1-2と追い込んだ。
5球目は突然、約144キロの高め直球を投げ込み、空振り三振を奪った。「彼とだけ対戦したかった。三振を取ろうなんて思ってなかった。面白かったよ。だって三振させるのが本当に難しい選手なのに、僕は野手として彼を三振させたんだから」。記念球はすぐにベンチに戻され、しっかり持ち帰った。
コッツェー監督は「きっと彼のキャリアの中で、ずっと記憶に残る出来事になるはずだ」と話した。