
1年前とは変わった姿を見せ、リーグ本塁打トップのバットで新潟のファンにもアーチを届ける!
阪神佐藤輝明内野手(26)が13日DeNA戦(ハードオフ新潟)で、自身初となる地方球場での本塁打へ燃えた。プロ5年で通算95本塁打を放つが、地方球場ではまだ1本もない。12日の移動前に甲子園で行われた練習後に、静かに闘志を燃やした。
「そこでしか見られないファンの人もいると思うんでね。いいプレー見せれるように頑張りたいっすね。ホームランを見せれたら最高かなと思います」
新潟では昨年も5月に試合に出場したが、当時は2軍降格中。今季は1軍で11本塁打、33打点の2部門でリーグトップに立つ。直近では2試合連続適時打中と、好調をキープ。「これを普通だと思って、もっと上目指してやっていきたい。もっと打ちたいっすね」と鼻息は荒い。
新潟では好相性で、昨季は2試合で10打数4安打4打点で打率4割。本塁打こそ出ていないが、今回試合を行うハードオフ新潟に加え、三条パール金属スタジアムでも長打の適時打が生まれている。
ご当地グルメにも力を借りる。「お米の名産地ですね。お米、好きです」。名産品のコシヒカリを食べ、さらなるパワーアップを図れば、特大の放物線を届けられる。セ界トップの強打者がチーム13年ぶりの地で暴れ回る。【林亮佑】
阪神森下(ジャクソンには通算19打数7安打1本塁打と好相性)「真っすぐも速くてチェンジアップでカウントが取れる。スライダーも結構曲がるので。早めに仕掛けていきたい。(地方球場は)新鮮な気持ちでプレーできるので、打てるように頑張ります」
阪神中野 また違った球場でやるので、そこの雰囲気にのまれないように。自分たちの野球を貫き通して、もっといい流れで行けると思うので、初回からしっかりといい形で野球ができるように、やっていきたいなと思います。
阪神前川(11日は途中出場で1打数無安打)「いい結果出せるようにがんばります」