starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【日本ハム】伊藤大海リーグトップタイ4勝 「効果ありました」“女房”伏見寅威の説教に感謝


日本ハムの伊藤大海投手が6日、オリックス戦に先発し、7回を6安打1失点(自責0)の好投で4勝目を挙げた。日本ハムは首位オリックスとの差を1ゲームに縮めた。伊藤は、初回に無死一、二塁のピンチを迎えたが、動じることなく相手打線を抑えた。彼は今シーズン初めて対戦するオリックスの強力な打線を最少失点に抑え、またリーグ単独トップの奪三振46で2冠を達成した。伊藤は早起きとルーティンを続け、精神的にも成長を遂げたと述べ、エースとしての責任を果たし続けると決意を新たにした。

オリックス対日本ハム 日本ハム先発伊藤(撮影・上田博志)

<オリックス3-7日本ハム>◇6日◇京セラドーム大阪

エースが流れを引き戻した。日本ハム伊藤大海投手(27)が、7回6安打1失点(自責0)で、リーグトップに並ぶ4勝目を挙げた。

4回には、前日5日同様に味方のミス絡みで1点を失ったが、今季初対戦の猛牛打線を最少失点に抑え込んだ。奪三振数46もリーグ単独トップで2冠。首位オリックスとのゲーム差を1に縮めた。

   ◇   ◇   ◇

“女房”の説教と早起きが効いた。7回6安打1失点の内容に伊藤は「最低限の仕事はできた」。初回先頭の広岡に左前打を許し、続く西川には内角への縦スライダーを制球しきれず死球。いきなり無死一、二塁のピンチを招いたが、動じなかった。パ首位打者の太田を空振り三振、杉本は高めの直球で中飛、森は低めのスプリットをひっかけさせて一ゴロに打ち取った。

前回登板まで5試合中4戦で被弾。3球目までに浴びている本塁打が多く、伏見からは「詰めが甘い」と指摘されていた。しっかり修正し、「(伏見の)説教効果がありました」と感謝した。

カブス今永を参考に、昨季終盤からは試合開始8時間前に起床し、6時間前に食事を取るルーティンを続ける。昨年の最後の6登板はすべてナイトゲームで、この日の「デーゲームを想定していなかった」が、それでも「(早起きが多い)釣りよりはいい」と腹をくくり、午前6時に起床、同8時にうどんを食べて臨み「全然、大丈夫でした」と4勝目を手にした。

4回に万波の失策で2死三塁とされた直後、中川に中前打を浴び失った1点。「ゲームをつくることをまっとうできたのはうれしいですけど、(味方のミスを)カバー仕切れなかった悔しさは残っている」。仲間の悔しさも背負いながら、エースは戦い続ける。【永野高輔】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.