パルマGK鈴木彩艶、スーパーセーブ見せるも味方ミスから失点 今季７度目クリーンシートならず

GK鈴木彩艶（2024年10月撮影）

＜セリエA：パルマ0－1コモ＞◇3日◇第35節◇エンニオ・タルディーニ

パルマのGK鈴木彩艶（22）はホームのコモ戦にフル出場した。前半終了間際にスーパーセーブを見せてチームを救ったが、後半34分に至近距離からシュートを決められて0－1で敗れた。

鈴木が相手の決定機を阻止した。前半42分、CKからヘディングで合わせられたが、左下へのシュートに鋭く反応して左手ではじきだした。後半27分にも最終ラインの背後を突かれ、相手と1対1の状況になったが、そのピンチも冷静に対応。シュートコースを消してゴールを許さなかった。

だが、後半34分に味方のミスで相手にボールを渡してしまい、最後は至近距離から左足で蹴り込まれて失点。今季7度目のクリーンシートはならなかった。

チームは後半追加タイムに決定機をつくったものの、FWデニス・マンがフリーで放ったシュートは浮いて枠を外れ、8試合ぶりの黒星を喫した。一方のコモはクラブ初の5連勝となった。