
俳優八嶋智人(54)が4日、横浜市内で、第3回横浜国際映画際の正式出品に選出された映画「惑星ラブソング」(6月13日公開、時川英之監督)舞台あいさつに出席した。
同作は広島を訪れたアメリカ人観光客と地元の若者たちが出会い、過去と現在が交錯していく様子を描いた愛と平和のファンタジードラマ。八嶋は広島に新しくオープンした映画館で同作を見たとし、「思ったよりもスケール感があって、ファンタジーだけどちゃんと平和を描いている」とした。
ヒロイン役の秋田汐梨(22)が「アクションシーンのアドバイスをもらいました」と告白すると、「ジャックで(真田)広之と同期だから」と話したが、すぐさま「うそだからね!」と発言を取り消し、会場を笑わせた。
軽快なトークで会場を和ませつつも、「平和学習は怖いイメージだったので、子どものころにこんな作品を見たかったという声を聞いた」とし、「これからの平和を考えたとき、この映画のテイストを自分たちなりに広げていただけるのが平和への近道だと思います」と述べた。「皆さんもその仲間になっていただけるとうれしいです」と続け、「この後は皆さんの力で、どうかよろしくお願いいたします」と訴えた。
この日、川平慈英(62)横山雄二氏(58)時川監督(52)も登壇した。