
<巨人-広島>◇1日◇東京ドーム
巨人田中将大投手(36)が2試合連続で初回に失点した。1回に5連続長短打で3失点し、3回の攻撃で代打を送られた。「チームに迷惑をかけるかたちでマウンドを降りてしまって悔しいです」と振り返った。
1回に2死から野間、末包、坂倉に3者連続中前打で1点を先制されると、なお2死一、三塁からファビアンにも中前適時打を許した。さらに菊池には左中間へ運ばれ、この回3失点。3回は2死満塁のピンチを招いたが、無失点でしのいだ。
前回登板の4月17日DeNA戦(東京ドーム)でも初回に3長短打を浴びるなどして2失点。2回7安打6失点と打ち込まれて降板した。中13日で今季3度目の先発マウンドだったが、またしても立ち上がりに相手打線につかまった。
登板前は「今回は間にファームでも投げて、打者相手に投げましたし、取り組んできたことをゲームでも1度、試すことができました。明日はマウンドでしっかりやってきたことを出して、相手を抑えることができればなと思います」と話していた。
日米通算198勝で大台まで2勝と迫るも、この日も王手とはならなかった。来週8日は試合がなく、出場選手登録から抹消される見込み。