
ヤクルト小川淳司GM(67)が1日、金銭トレードで西武から加入する山野辺翔内野手(30)に期待を寄せた。
この日両球団から発表され、都内の球団事務所で取材に応じた同GMは「そういうチーム状況も全部含めてっていうところですね」と村上、長岡、塩見ら相次ぐ主力の離脱を踏まえた獲得経緯を説明した。
山野辺は18年ドラフト3位で入団し、内外野を守れる明るいユーティリティー選手として活躍。「やっぱりそういう項目と、守備走塁っていうのはまず基本的な考え方ですね」と話した。
山野辺は今季5試合に出場し3打数0安打。プロ通算207試合に出場。桐蔭学園、桜美林大、三菱自動車岡崎を経て、18年ドラフト3位で西武に入団。内外野を守れるユーティリーティープレーヤーで、昨季は50試合に出場し、2割1分3厘の成績を残した。オフには230万円増の推定年俸1200万円で契約更改していた。174センチ、74キロ、右投げ右打ち。