
<ドジャース15-2マーリンズ>◇29日(日本時間30日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場し、「パパ1号」の先頭打者アーチを放つなど、4打数1安打1打点1盗塁だった。
0-1の1回無死で、剛腕アルカンタラと対戦。初球の95・5マイル(約154キロ)のツーシームを捉え、右翼席へ飛び込む7号先頭打者本塁打を放った。長女誕生から初アーチとなり、「パパ1号」となった。打球速度は114・1マイル(約184キロ)、飛距離は394フィート(約120メートル)。打球速度は今季最速で、「父親リスト」から復帰後、8試合目での1発になった。
大谷の初回先頭打者本塁打は通算14本目。このうち初球を打ったのはエンゼルス時代の22年4月15日レンジャーズ戦で1回表に放って以来、大リーグ移籍後2本目となった。初回先頭弾の初球を複数回マークした日本選手はイチロー(9本=表2本、裏7本)に次いで2人目となった。
大谷は試合後に対応し「無事にまず生まれてきてくれて感謝してますし。寝不足気味でしたけど、心地よい寝不足というか、幸せな寝不足だったので、球場でも動けたかな」と話した。