
<オリオールズ-ヤンキース>◇29日(日本時間30日)◇カムデンヤーズ
オリオールズが、ヤンキースに大量リードされたことを受け、7回裏終了時に大勢のファンが家路につく姿が目立った。
1回に先頭のグリシャム、2番ジャッジ、3番ライスに3者連続アーチを被弾。1死後にベリンジャーにもソロを浴びるなど、1イニング4本塁打などで5点を失った。
2回にもソロを浴び、4回にも3点、5回にも3点を奪われるなど、5回までに12点差をつけられた。7回にも1点を追加された中、その裏にヘンダーソンの1発で1点を返したが、大量ビハインドは変わらなかった。
オリオールズ先発はカイル・ギブソン投手(37)で、昨季8勝を挙げ、通算112勝をマークする経験豊富な右腕だったが、ヤンキース打線に粉砕され、2番手以降も失点を重ねた。
ヤンキース打線を相手に、5回無失点で3勝目を挙げた菅野智之投手(35)の快投が際立つ結果で、菅野にかかる期待はさらに大きくなりそうだ。