
<オリオールズ-ヤンキース>◇29日(日本時間30日)◇カムデンヤーズ
ヤンキース打線が、オリオールズ戦で1回に先頭から3者連続アーチを含む4本塁打を放ち、スタンドを熱狂させた。
1回、トレント・グリシャム外野手(28)が右翼席へ先頭打者本塁打。ヤンキースファンが盛り上がる中、2番アーロン・ジャッジ外野手(33)が初球を右翼席へ、3番ベン・ライス内野手(26)も右翼席へ3者連続アーチをたたき込んだ。
1死からコディ・ベリンジャー外野手(29)が右翼席へ3号ソロを放ち、1イニング4本塁打をマークし、度肝を抜いた。
オリオールズ先発は今季初登板のカイル・ギブソン投手(37)で、昨季は8勝を挙げ、通算112勝をマークする経験豊富な右腕だったが、ヤンキース打線に粉砕された。
X(旧ツイッター)では、ベテラン右腕がめった打ちされる状況に驚きの声が上がりながら「昨日の菅野はすごかったんだな」、「菅野よく抑えたな」と前夜に5回無失点の好投で3勝目を挙げた菅野智之投手(35)を称賛する声が集まった。
菅野は、28日(同29日)のヤンキース戦に公式戦初先発し、5回5安打無失点の好投で3勝目を挙げた。自身メジャー最多の8奪三振をマーク。ア・リーグ東地区のライバルで首位を走るヤンキース打線を封じ、チームの連敗を3で止めた。