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【阪神】佐藤輝明、本塁打&打点リーグトップ「形になりつつある」直球対応力と左方向へ意識強化


阪神タイガースの佐藤輝明選手が中日ドラゴンズ戦で9号同点ソロ本塁打を放ち、セントラル・リーグの本塁打と打点の2冠に輝きました。この本塁打により、佐藤選手は巨人の岡本和真選手との差を広げ、本塁打数でリーグトップに立ちました。また、打点でも岡本選手と並んでいます。佐藤選手は、オフシーズンからストレートへの対応力を強化しており、この改善が功を奏しているといいます。しかし、試合では本塁打以外の打席で走者を返すことができず、反省の言葉もありました。この試合で連敗した阪神は、2位の巨人に0.5ゲーム差まで迫られています。

中日対阪神 4回表阪神1死、佐藤輝は右越えソロ本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

<中日4-1阪神>◇29日◇バンテリンドーム

阪神佐藤輝明内野手(26)がセ・リーグ2冠に躍り出た。1点を追う4回1死、中日先発のベテラン涌井に3球連続で直球勝負を挑まれた。1ボールから2球目の143キロは空振り。それでも3球目の高め145キロは見逃さなかった。

「高めの球をしっかりコンタクトできました。いいバッティングができたと思います」

完璧に捉えた打球はNPB最大級の広さを誇るバンテリンドームの右翼席へ一直線。9号同点弾を見送りながら、ゆっくりと一塁へ歩を進めた。左翼席を埋めた虎党のボルテージを一気に最高潮に持っていった。

本塁打争いを演じる巨人岡本和との差も2本に広げた。23打点でも岡本和に並んだ。打撃2部門でリーグトップ。「全然気にならない」とかわしながらも「ずっとやってきたことが少し形になりつつあるのかな」。昨オフから直球への対応力、中堅方向から左への意識を強化してきた。開幕から刻んだ数字に納得顔だ。

初回2死一塁ではシンカーに空振り三振。3回2死一塁ではチェンジアップで一ゴロに打ち取られていた。ベテラン右腕の多彩な変化球に翻弄(ほんろう)され、本塁打以外の3打席は全て走者を置いて凡退。「もう1本。走者がいる時に出なかったんで、出せるように頑張ります」と敗戦の中での反省も忘れない。

これで4月は月間8本塁打。22年4月、23年9月に記録した月間7本塁打の自己最多記録も更新した。「それはうれしいことですし、まだ全然、明日もあるんで、頑張ります」。チームは連敗を喫し、2位巨人に0・5差まで肉薄された。4月最後の1日は、勝って喜びたい。【伊東大介】

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