
ロッテ建山義紀1軍投手コーチ(49)が27日、自身のXで日本ハム新庄剛志監督(53)の意見に言及した。
建山コーチは現役時代とコーチ時代(23~24年)に、日本ハムで新庄監督と同僚。新庄監督は同日のロッテ戦(エスコンフィールド)後、投手が投球時の滑り止めで使用する「ロジン」について私見を語った。試合後の取材対応の第一声で「昔から思ってたんだけど、ロジン、粉がたくさん出ないのを開発してくれないかな」と切り出した。この日はロッテ先発の田中晴がロジンを使用後に、白い粉が空中に舞ってタイムをかけられる場面があった。
新庄監督は「昔だったら(元広島の)佐々岡さんがめちゃくちゃ付けてて。リリースポイントでポンと離した瞬間、消える魔球のようにパーンって(白い粉が舞って)ボールが見えないっていう(ことがあった)。今日も、ものすごく舞っていたじゃないですか。あれ、お互い嫌なんすよ。バッターも集中していて止めるのも嫌だし、ピッチャーもさぁ投げようっていう時に止められたら『あぁ』ってなるじゃないですか」と投手と打者の両方にとってプラスではないと指摘した。
だからこそ、新しいロジンを開発してほしいというのが新庄監督の私見だ。「あれ、なんとかしてほしいなって、ずっと思ってたんすよね。ウチの伊藤くんも山崎くんも(ロジンをたくさん)付けるんでね。短縮…試合時間は何秒かだけど(短くなる可能性もある)。あれ、気になるんですよ」とロジン改革の必要制を訴えた。
建山コーチは、新庄監督の意見に賛同。「効能が変わらずに粉が出ないロジン、本当に開発していただきたい」とつづった。