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【阪神】及川雅貴プロ初の開幕1軍から13戦防御率0・00で3勝目 今季の戦いは昨年から


阪神タイガースの投手及川雅貴は、開幕から13試合連続で無失点を続け、チームの6連勝に貢献しました。巨人戦では8回表に満塁の危機を迎えたものの、代打の大城卓を遊ゴロに打ち取ることで切り抜け、続く回での勝ち越しに繋げました。これまで計12回1/3を投げて自責0という成績を誇り、防御率は0.00を維持しています。今年を勝負の年と位置づけ、キャンプから全力でアピールを続けてきた及川は、先発・中継ぎの両面で調整を続けながら大ブレークを果たしています。

阪神対巨人 8回表巨人2死満塁、代打大城卓を遊ゴロに仕留め、ガッツポーズする及川(撮影・前田充)

<阪神6-2巨人>◇26日◇甲子園

虎の0魔神だ。阪神及川雅貴投手(24)が、開幕から13試合連続無失点の無双投球で6連勝を呼び込んだ。

「自分で出したランナーだし同点で1点でも入れば…。全力で抑えにいった」

2-2の8回の勝負どころで、4番手でマウンドへ。吉川と岡本の連打などで1死満塁のピンチを招いたが、キャベッジの弾丸ライナーを遊撃小幡が好捕。続く代打大城卓は遊ゴロに抑え、その裏の4得点勝ち越しを呼び込んだ。リリーフながら早くもキャリアハイの3勝目をゲット。「今回も何とか助けてもらいながら無失点で帰ってこられた」と胸をなで下ろした。

チーム23試合の半分以上、両リーグ最多の13試合に登板。それでも計12回1/3を自責0(1失点)に抑え、開幕から防御率0・00を維持している。ここぞで何度も無失点に抑え、セットアッパーとして首位阪神を強力バックアップ。藤川監督も日々の活躍に「本当に今年にかける思いというか、今までの経験が生きて自分らしく投げていくことができている」と5年目の大ブレークに目を細めている。

先発にも挑戦した昨季は、登板9試合で1軍と2軍を行ったり来たり。今年を勝負の年と位置付け、並々ならぬ覚悟で臨んでいる。「1軍に定着している選手ではないので、キャンプからの持っている力を出せるように、どんどんアピールしていかないと」。4年間の反省をもとに、1月は守護神岩崎らとの自主トレで心身を鍛え直した。抜てきされた沖縄・宜野座キャンプでも目の色を変えた。

ブルペンでは何度もおかわり投球。真っすぐ、変化球ともに威力を増して成長した姿が、首脳陣の目に止まった。「1軍にいないと意味がない」。オープン戦も登板3試合で計5回2/3を無失点。先発と中継ぎの両にらみで調整してきたが「無失点で帰ってくるのは変わらない」と、自身に課した0封ノルマを公式戦でも有言実行している。

今回の6連勝中も5試合投げ、タフネス左腕ぶりを存分に発揮している。「ブルペンもチームも一丸となって戦えている」。背番号38の奮闘なくして、虎の首位快走はない。【塚本光】

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