
<阪神6-2巨人>◇26日◇甲子園
巨人フォスター・グリフィン投手(29)が今季1軍初登板し、2回2安打2失点で終えた。
「ちょっと最初はさびついたような、ギクシャクしたような。先発じゃなくて、途中からいくというので、ちょっとなかなか分かりにくいところがあったので」
出番は2-1とリードした5回。2番手でマウンドに上がり、前川を148キロ直球で見逃し三振。坂本には四球の後、小幡に投前犠打で、2死二塁となり、代打の渡辺に同点の中前適時打を許した。本来は先発要員。杉内コーチも「1イニング目はやっぱり、いきなりしびれる場面だったからね。もっと楽な展開でと思ったけど」と、おもんぱかった。
開幕直前に発熱し、戦線を離脱していた。「2イニング目はサビなんかもきれいに取れて、自分のやりたいことができた」と手応えはあったという。「今後は先発かどうかもちろんわからないですけど、先発だった場合は頭から2イニング目にいけたような、ああいう状態でマウンドに上がりたい」と再現を見据えた。