
ソフトバンク王貞治球団会長(84)が、18日に心不全のため死去した小山正明(こやま・まさあき)さんを悼んだ。球団を通じて「針の穴を通すようなコントロールで素晴らしい回転の伸びのある速球派で打ちにくかったですね。苦労させられました」とコメント。小山さんと王会長は大投手-大打者として現役時代は数々の名勝負を繰り広げてきた。
小山さんは64年に「世紀のトレード」で大毎の主軸だった山内一弘との交換トレードで東京(現ロッテ)へ移籍。「途中から大毎オリオンズにトレードで移籍されたので、その後の対戦がなかったのがたいへん残念です」と惜しみ「本当にきれいな回転の真っすぐが印象的でした。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。