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阪神元監督の真弓明信氏「針の穴を通すと表現された投手でも…」小山正明さん悼む


プロ野球界のレジェンドである小山正明さんが心不全で亡くなった。彼は阪神タイガースでの62年の優勝に大きく貢献し、320勝と3159奪三振という輝かしい記録を持つ。彼と共に過ごした時代をしのんで、元阪神監督の真弓明信氏が彼の思い出を語った。小山さんは現役時代、コントロールの向上に時間を費やし、基本に忠実な投手だったと評価されている。また、ゴルフの腕前も評判で、関西のプロ野球OBの中では最も上手かったと称賛される。最後に再会したのは昨年の巨人とのOB戦で、その時の思い出を真弓さんは心に刻んでいる。小山さんは穏やかな人柄で多くの人に愛された人物だった。

真弓明信氏(2025年2月14日撮影)

プロ野球でともに歴代3位の通算320勝、3159奪三振を記録し、セ・パ両リーグで100勝を達成した投手で、阪神タイガース62年の優勝に貢献した小山正明(こやま・まさあき)さんが18日に心不全のため死去していたことが24日、分かった。生前に交流のあった阪神元監督の真弓明信氏(71=日刊スポーツ評論家)が故人をしのんだ。

 ◇   ◇   ◇

小山さんが阪神の投手コーチだった頃は私もまだ現役で、すごく真面目で、とにかく基本を徹底的に指導していた印象がある。若い時の話をよく聞いたが、「プロに入った時はコントロールが悪かった。打撃投手やブルペンでとにかくたくさん投げた。それでコントロールがついたんや」と話されていた。針の穴を通すと表現された投手でも、努力して、自分で築いていったんだと思ったよ。

テレビで、よく一緒に解説した。「ストライクを投げないといけない」「打者はボール球に手を出してはないけない」と、うるさいぐらい基本に忠実な方だった。ゴルフもうまくてね。関西のプロ野球OBでは一番うまかった、と言われていた。ショットは正確で、ピッチングと同じスタイルだった。

去年の巨人とのOB戦で、お会いしたのが最後。ホテルの控え室に姿を見せて「みんなの顔を見たら、帰る」とね。家族も付き添われていて、しんどかったんだろうね。穏やかな人柄だった。吉田義男さんも亡くなられたばかりで、本当に残念です。

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