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【阪神】藤川監督「悲しい」大先輩・小山正明さんを悼む「連続イニング無失点とか背中を追った」


阪神タイガースが、小山正明氏の死去を受けて「タイガースのレジェンド大投手」と称えました。小山氏は兵庫県出身で通算320勝、3159奪三振の記録を持ち、阪神で活躍しました。小山氏の死を受け、阪神の藤川球児監督は偉大な存在を失った悲しさを述べ、小山氏の記録に挑戦できたことへの感謝の意を示しました。藤川監督は今後のチームの投手陣にも、小山氏の思いを背負って奮闘してほしいと語りました。小山氏の死は、チームにとっても大きなショックとなっており、その影響を受けています。

DeNA対阪神 戦況を見つめる阪神藤川監督(撮影・井上学)

<DeNA2-4阪神>◇24日◇横浜

プロ野球の阪神、ロッテなどで主戦投手として活躍した小山正明さんが18日午前11時20分に心不全のため死去した。24日、阪神が発表した。90歳だった。小山さんは兵庫県高砂市出身。歴代ともに3位となる通算320勝、3159奪三振を記録した。葬儀は家族葬を執り行った。

   ◇   ◇   ◇

小山さんが所属した両チームが対戦。阪神はビジター3連勝でチームの連勝を「4」に伸ばした。藤川球児監督(44)は現役時代の06年に小山さんの作った47イニング連続無失点記録を更新。直接ねぎらわれたという。試合を終えた指揮官は、「偉大な方がまた。すごくショックでした。投手として連続無失点イニングとか背中を追わせていただいた現役の時とか思い出しながら、叱咤というか、本当に優しいかけ声をくださった。目指したタイガースの大投手でしたから、本当に悲しい思いです。タイガースのレジェンド大投手だったんで、その思いもしっかり背負って、今シーズン、タイガースの投手たちもやってくれると思います。吉田さんと並べると失礼で、お1人、お1人がほんとに素晴らしい方々。しっかりと(2人への)思いを持って戦っていきたい」と神妙に話した。

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