
<スペインリーグ:バルセロナ1-0マジョルカ>◇222日(日本時間23日)◇第33節◇バルセロナ
バルセロナのフリック監督(60)が国王杯決勝のクラシコを間近に控え、「国王杯とリーグ戦で優勝したいのでRマドリードに勝たなければならない」と意気込みを語った。
バルセロナは22日にホームで浅野拓磨が負傷欠場したマジョルカと対戦。相手の守備的な5バックに苦しみながらも、後半開始直後にダニ・オルモが挙げたゴールにより1-0で勝利し、2季ぶりのリーグ優勝にさらに一歩近づいた。試合後、フリック監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えている。
フリック監督はまず、マジョルカ戦で素晴らしいパフォーマンスを見せたペドリとダニ・オルモも一緒にピッチに立つと、試合はより楽になるか、という質問を受け、「その2人だけではない。彼らがチームにいることは嬉しいが、重要なのは途中から入った選手がすぐに他の選手とうまく連携することであり、それは見るのは良いことだ」と言及した。
続いて、26日の国王杯決勝に向け、対戦相手のレアル・マドリードよりも休養日が1日多いのはポジティブなことか?という質問に対しては「そうかもしれないし、そうでないかもしれない。我々も多くの試合を戦ってきた。Rマドリードは素晴らしいチームで、世界最高の監督の一人を擁している。アンチェロッティは紳士で、私は彼に最大限の敬意を払っている。土曜日にはカルロ率いるRマドリードと対戦するが、彼は素晴らしい監督なので、会えるのが本当に楽しみだ」と返答した。
また、フリック監督はRマドリード戦について「バルサとRマドリードはどちらも素晴らしいチームなので、タイトルが最高のチームの間で決まるのは普通のことだ。彼らとの対戦はあと2試合残っており、国王杯とリーグ戦で優勝したいのでRマドリードに勝たなければならない。簡単ではないが、我々はそれらの試合に集中する必要がある」と見解を述べた。
(高橋智行通信員)