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U-22Jリーグ選抜、大学生にPK負け U-21リーグ創設加速へ 実践経験の必要性明らか


U-22 Jリーグ選抜チームは、関東大学選抜と対戦し、前半を0-0で終え、PK戦でも7-8で敗れました。この試合は、日本サッカー協会とJリーグが協力して、2028年ロサンゼルスオリンピックを目指す若手選手の養成と強化を目的とした新しい取り組みの一環です。試合では、日本代表監督の森保一氏も視察する中、大学生の積極的なプレーに押される場面が見られました。羽田憲司監督は選手たちの実戦経験の少なさに対する危機感を示し、JリーグはU-21リーグの創設を検討しています。関係者は試合を通じて、若手選手の成長には試合経験が不可欠であると再認識しました。

U-22Jリーグ選抜対関東大学選抜 前半0-0 ゴールを狙う関東選抜、岡野一恭平(右)(撮影・増田悦実)

<ポストユースマッチ:U-22Jリーグ選抜0-0(7PK8)関東大学選抜>◇22日◇第一カッターフィールド

U-22Jリーグ選抜は関東大学選抜に0-0からPK戦の末、7-8で敗れた。

ポストユース世代の育成強化を目的に日本サッカー協会(JFA)とJリーグが手を取り合い始まった新施策の第1弾。28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)を目指すU-20(20歳以下)日本代表とU-23(23歳以下)日本代表コーチの羽田憲司氏(43)が監督を務め、元日本代表の小野伸二氏(45)らがコーチとして1泊2日の活動を行った。

収穫のある試合となった。日本代表の森保一監督(56)らが視察する中で、プロで出場機会の少ないメンバーは、実戦経験の多い同世代の大学生に押される場面もあった。羽田監督は選手たちの実戦感覚の少なさに危機感を示した。

「それぞれチームに置かれている状況の差は明らかに大学生と差はみられた。協会、Jリーグ含めて早急に考えていると思うんですけど、どうしていかなきゃいけない。こういう機会をもっとやった方がいいなと改めて思いました」

今回出場した多くのメンバーはユース年代までは同世代でレベルが上にあったはずの選手たち。それでも日々公式戦に出場していない中で、大学生との差を見せられなかった。ただ選手たちがそこに問題意識を持ち、改善につながれば、日本サッカー界にとって意味のある活動となる。羽田監督は「日常で変えていくしかない。自分に矢印を向けて、トレーニングしていくしかないですよね」と期待した。

Jリーグは来年にもU-21リーグの創設を検討している。この日の試合内容がその必要性に説得力を与える物になった。団長を務めたJリーグの足立修フットボールダイレクターは「とにかくやっぱり一番成長期の時にゲームの時間というのは大事だなと。我々もですが、今日たくさんのJリーグのチーム関係者も来たと思いますので、そのあたりは感じ取れたんじゃないか。一番感じたのは選手だと思います」とうなずいた。

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