
U-22Jリーグ選抜が22日、千葉県内で関東大学選抜と強化試合を行い、0-0からPK戦の末、7-8で敗れた。
ポストユース世代の育成強化を目的に日本協会とJリーグが手を取り合い始まった新施策の第1弾。28年ロサンゼルス五輪を目指すU-20日本代表コーチの羽田憲司氏が監督を務め、元日本代表の小野伸二氏らがコーチとして1泊2日の活動を行った。
収穫のある試合となった。日本代表の森保一監督らが視察する中で、プロで出場機会の少ないメンバーは、実戦経験の多い同世代の大学生に押される場面も。羽田監督は選手たちの実戦感覚の少なさを指摘し「日常を変えていくしかない」と危機感を口にした。Jリーグは来年にもU-21リーグの創設を検討中。団長の足立修氏は「試合環境が成長促進になる。一番感じたのは選手ではないか」とその必要性を実感していた。