【広島】坂倉将吾、２軍で実戦復帰 ３打数１安打１打点でマスクかぶる「経過を見たい」新井監督

広島坂倉将吾（2025年2月23日撮影）

広島坂倉将吾捕手（26）が22日、右手中指骨折から実戦復帰した。ウエスタン・リーグくふうハヤテ戦に「3番・捕手」で先発出場した。4回の3打席目には左翼への適時二塁打を放ち、今季実戦初安打を記録。5回表の守備から退いた。

正捕手として攻守の柱と期待された今季、春季キャンプ終盤に右手を負傷してリハビリを続けていた。復帰初戦から打撃だけでなく、マスクをかぶり先発ドミンゲスをリードした。映像で確認した新井監督は「今日、初めての実戦なので、経過を見たい。実戦になったら力の入り具合も変わってくると思うので、スローにしても、打撃にしても経過を見ながらになる。（昇格時期は）見極めながら決めていきたい」と復帰時期については慎重な姿勢を見せた。