
ソフトバンク育成の生海外野手(24)が5月3日に行われる熊本・火の国サラマンダーズとの4軍戦(藤崎台)で実戦復帰することが22日、決まった。代打で1打席の予定。生海は昨年1月に球団施設内で自主トレを行っていた際に、打球事故で負傷。左ほおに打球が直撃して患部の形成手術を行い、その後「脳挫傷」の診断を受けていた。同年オフに支配下から育成契約を結んでいる。ボールへの恐怖などを徐々に克服し、長いリハビリ期間を経て実戦出場にメドが立った。
球団のメディカルトレーナーは「主治医の先生と本人の意向を含めて競技復帰してもいいという段階になった。リハビリでプログラムを組んで参加していく。守備に関しては6月中の出場ができればと見込んでいます」と話した。
生海は福岡・九州国際大付-東北福祉大を経て22年ドラフト3位で入団。1年目の23年はプロ初安打も記録した。