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久保建英、チームの姿勢に苦言「地獄でした」「消極的になってしまったのがすべて」


レアル・ソシエダードに所属する久保建英は、スペインリーグ第32節でビリャレアルと2-2で引き分けた試合について、「引き分けに値しない試合だった」と語った。試合序盤に先制を許したものの、チームはPKで一時追いつく。後半に一度は逆転したが、最終的には追いつかれ、防戦が続いた。久保は守備が崩壊した点を指摘しつつ、ボールがあまり来なかったことから、チャンスメイクが難しかったと振り返った。チームがリーグ戦で欧州リーグ出場を目指している現状、「勝利に貢献するプレーをしたい」と意欲を示した。

レアル・ソシエダード久保建英(2024年撮影)

<スペインリーグ:ビリャレアル2-2Rソシエダード>◇20日◇第32節◇エスタディオ・デ・ラ・セラミカ

【バレンシア=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(23)の所属するレアル・ソシエダードは敵地でビリャレアルと2-2で引き分けた。定位置の右サイドで2試合連続スタメン出場し、後半40分までプレーした久保はこう振り返った。

「いやー、地獄でしたね。正直に負けるゲームじゃなかったとかたまに言う時はありますけど、今回は引き分けに値しなかったと思うんで。相手の方が勝ちに値するゲームだったと思います」

前半7分に先制を許し、同19分にエースFWオヤルサバルがPKを決めて追いついた。後半開始直後に相手のミスから一時逆転したが、同15分に追いつかれ、その後は防戦一方だった。3バックにして守備的に戦ったが1点リードを守り切れなかった。久保は「守備的になったにもかかわらず縦パスをスカスカ通されるし、クロスも決められるし、いいところなかったですね。あそこは何としても守ってほしかったと思います、個人的には」と厳しい評価を下した。

かつて所属した古巣相手に、久保は前半いくつか印象的なプレーを見せたが、後半は良い形でボールを呼び込むことができなかった。「そもそも今日はあまりボールが来なくて。来れば相手にも悪いイメージなかったので、チャンスを作れたと思いますけど。やっぱりチームとして消極的になってしまったのがすべてかなと思います」とチームとしての姿勢に苦言を呈した。

シーズンも終盤に差しかかっている。欧州リーグ、国王杯で立て続けに敗れ、残るはリーグ戦のみ。「本当だったら得点に絡みたいですけど、チーム状況的にそんなこと言ってられる余裕はないので。なんとか僕のプレーでチームの勝利に貢献するというところから謙虚に始めたいなと思っています」と意気込んだ。

チームは勝てば来季の欧州リーグ圏内の7位浮上のチャンスだったが、勝ち点1の積み上げに終わった。

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