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【ルヴァン杯】15歳の東京MF北原槙、初スタメンで存在感も「もっと違い出せた」悔しがる


FC東京はルヴァンカップ1次ラウンド2回戦でJ2の大宮アルディージャを3-1で下し、3回戦進出を果たした。注目は15歳の「スーパー高校生」北原槙で、彼は公式戦初先発を果たし、延長後半までプレーを続けた。 北原はパフォーマンスで存在感を示し、チームの攻撃リズムを生んだ。先輩からのパスを果敢に要求し、冷静なボールタッチを見せ、監督からも将来の成長を期待される辛口エールを受けた。 北原はこの試合でゴールこそ決まらなかったものの、自らの不足を認め練習の重要性を語った。また、先発デビューの悔しさを強く感じており、次のチャンスに向けた意気込みを語った。彼の今後の活躍に大きな期待が寄せられている。

<ルヴァン杯:大宮1-3東京>◇16日◇1次ラウンド2回戦◇NACK5

FC東京がJ2のRB大宮アルディージャを延長戦の末、3-1で破り、3回戦に駒を進めた。東京MF北原槙(15)が公式戦初先発を果たし、存在感を示した。

「スーパー高校生」の実力は確かだった。中学3年だった先月1日に史上最年少J1デビューを果たしたばかり。途中出場が続いたが、ルヴァン杯で満を持して先発の座を勝ち取った。延長後半8分までプレーした。

「スタメンの機会をもらってうれしかったのもありますし、やってやるぞという気持ちもあったし、スタメンで使うという判断をしてくれた監督だったりスタッフの皆さんに、自分は結果でやっぱり返したいなという風に思っていた。それを考えると、チームとして結果はついてきましたけど、個人として結果がついてこなかったのは悔しいところです」

先発デビューのうれしさよりも悔しさが勝った。試合開始から堂々とプレーした。2シャドーの左で先発すると、先輩にもおくさずパスを要求。積極的にボールに絡んで起点となり、攻撃のリズムを生んだ。絶妙なポジショニングでボールを呼び込み、落ち着いたボールタッチを披露。若くして頭角を現しがちなスピードに頼ったドリブラータイプではなく、高いサッカーIQを生かしたプレーに非凡さを感じさせた。

会場をわかせたのは前半22分。38歳DF長友からゴール正面やや右の位置でパスを引き出すと、左足でミドルシュートを放った。惜しくもゴール右にそれたが、23歳差ホットライン開通でサポーターの心をつかんだ。「僕は今日、得点を決めるという思いで試合に入って、もう自分は左右両足も蹴れますし、遠いところからでもシューを蹴られる中で、あれは自分の特長もあったので、決めきれなかった本当に実力不足。練習しないといけない」と唇をかんだ。

松橋力蔵監督からは「良い部分もあったと思いますが、まだまだもっと僕はできる選手だと思っています。もう少し時間も必要なのかなと。良い経験なのか苦い経験なのかは本人次第。次に生かしてもらえたらうれしい」と辛口エールを送られた。

北原自身ももっとできたという思いがあるから悔しさが口を突いた。リーグ戦でスタメンに定着するには至っておらず、チャンスを逃したという思いが強い。「もっと違いを出せましたし、点を決められる場面もたくさんありました。次の出場機会があれば、その1回の中でどう違いであったり、結果、数字を残すかが大事だと思うので、次また出場機会を得ることができれば絶対に残したい」と力を込めた。

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