
<ロッテ4-0日本ハム>◇16日◇ZOZOマリン
左翼守備でフェンスに直撃して負傷交代した日本ハム矢沢宏太投手(24)が病院で検査を受けることになった。
試合後に新庄剛志監督(53)は「膝、肩、顔と(フェンス直撃)。一番怖いのは脳。大丈夫だろうって思っても検査に行かないと、今後の選手生命に関わるんで。今日、病院を探してもらって行かせます」と話したように、千葉・浦安市内の病院へ向かった。
矢沢は7回無死の場面で、ロッテ寺地の飛球を背走して追いかけて打球を好捕したが、そのまま左翼フェンスに顔や胸付近を強打。その場であおむけとなり、苦痛の表情を浮かべた。トレーナーや森本外野守備走塁コーチ、中堅の松本剛も駆けつけ、ベンチ裏からは担架も運び出されたが、矢沢は自力で立ち上がった。用意された担架に乗ることはなく、トレーナー2人に両腕を抱えられながら歩いて三塁側ベンチへ戻り、途中交代となっていた。