
上半身のコンディション不良でファーム調整していたヤクルト村上宗隆内野手(25)が17日阪神戦(神宮)で1軍復帰することが16日、決まった。
この日、村上は自身のインスタグラムを更新し、「I‘m ready(準備はできた)」と記した。自身と活動休止中のつば九郎の写真を添え、復帰を“予告”。埼玉・戸田球場で練習後、イースタン・リーグDeNA戦はベンチ入りせず帰還に備えた。
村上は3月中旬に離脱し、リハビリに励んできた。「やれることをやる。ただそれだけ」と淡々と回復のステップを踏んできた。4月に屋外でのフリー打撃を再開し、8日の同西武戦で1カ月ぶりに実戦復帰した。ここまで2軍戦には5試合出場し、12打数6安打の打率5割、1本塁打をマーク。出場5試合のうち2試合は右翼守備に就いた。キャンプから取り組む外野の新オプションにも対応できるよう準備を進めてきた。
今オフにメジャー挑戦を明言している主砲を欠いたチームは打率1割9分1厘ながら、5勝6敗1分けの借金1で耐えた。高津監督は「(村上)本人も自分自身に期待していると思いますし、ワクワク感もあるだろうし。こっちとしても、スタメンで入るようなことがあれば、大きな期待をしている。本当に起爆剤になってほしい」と期待を込めた。開幕から13試合目。少し遅れて、村神様の日本ラストシーズンがスタートする。