
<明治安田J2:札幌1-0徳島>◇第8節◇5日◇プレド
北海道コンサドーレ札幌が徳島ヴォルティスに1-0で今季初の完封勝利を挙げた。
本拠地での白星も今季3戦目で初。相手が1人退場して数的優位で迎えた後半追加タイム5分、DF家泉怜依(25)がヘディングで押し込み、ゴールを決めた。土壇場での決勝点で、ピッチに広がった歓喜の輪には岩政大樹監督(43)も思わず選手に混ざって大興奮。同監督は「僕は今日、心を打たれながら試合を見ていた」と選手のプレーに感激した。
選手も監督も一体となって90分戦い抜いた。激しいプレーをめぐって両チームが入り乱れる場面が後半に2度もあった激闘だった。一触即発の乱闘寸前。テクニカルエリアから飛び出し、密集に参加した指揮官は「マジで冷静でした」と振り返るも、ヒートアップした相手選手と額を突き合わせる場面も。「ようやく勝った」の安堵(あんど)の言葉どおり、どうしても欲しい1勝だった。
前節ホーム甲府戦は0-1で黒星。立ち上がりの失点での敗戦に「サポーターに対して見せるべき試合だったのか」と、選手に活を入れて臨んだのが今節だった。5戦連続での先発起用に応えた家泉は「監督も一緒になって戦ってくれて勝てたので良かった」と笑顔を見せた。【保坂果那】
○…中高時代を下部組織でプレーした徳島相手に完封勝利したGK中野小次郎(26) すごく思い入れのあるチームだったので、自分が成長した姿を見せたいって思いで挑んだ。結果として1-0で勝てたので良かった。