
<関西6大学野球春季リーグ:大経大6-1龍谷大>◇5日◇第1節1回戦◇GOSANDO南港
報徳学園(兵庫)の昨春センバツ準優勝捕手、龍谷大・徳田拓朗(1年)が公式戦デビューで初安打をマークした。
「今日は楽しみにしていてて、(指導者に)『行くぞ』と言われて『よし』という気持ちで試合に入りました」。9回表の守備から途中出場し、2本のヒットなどで1死一、二塁のピンチを迎えたが併殺打に打ち取って切り抜けた。
その裏に回ってきた先頭打者で初打席初安打。「緊張はなく、楽しんだ」と振り返った。
同大学野球部は全寮制で、徳田も地元兵庫から滋賀・大津市へ単身でやってきた。大切な高校時代の戦友を応援している。阪神ドラフト2位の今朝丸裕喜投手(18)の女房役を務めた。「(ファーム初登板は)速報で見ました。もう、頑張ってほしいですね。自分も高校で学んだ長所の守備をチームで発揮して、プラス打撃でチームに貢献したい」と力を込めた。