
花咲徳栄(埼玉)の中心選手として17年夏の甲子園優勝に貢献した太刀岡(たちおか)蓮外野手(25)が、北米独立フロンティアリーグのオタワ・タイタンズと選手契約を結んだことが、1日までに明らかになった。
直近では米国で試合を重ねながらプロ契約を目指すトラベリング・チーム「アジアンブリーズ」のメンバーとしてプレーしていた。太刀岡はMLBパートナーリーグでもある同リーグとの球団との契約に「ようやくプロ野球選手としてのスタートラインに立つことができました」とコメントしている。
小柄ながら50メートル走5秒8の俊足、送球速度153キロの強肩を誇る外野手。高校卒業後、都内大学を中退し、米アイオワ州の短大を経て、サザン・インディアナ大に入学。メジャー4球団から視察を受け、昨年にはMBA(経営学修士)も取得するなど、異色のプレーヤーとして注目された。
帰国後には神奈川県のクラブチーム「GXAスカイホークス」でプレーし、NPB球団の入団テストを受験するも昨秋ドラフト会議での指名はなし。「年齢で見られてしまう厳しさは感じます」としつつ「メジャーリーガーの夢もまだあきらめていません」と、日刊スポーツの取材に答えていた。
花咲徳栄時代のチームメートでは中日清水達也投手(25)ソフトバンク長谷川威展投手(25)西武西川愛也外野手(25)と3人のNPB選手が誕生している。開幕から安打を重ねている西川もこの日、球友の吉報に「太刀岡も頑張っていますね!!」とさらなる刺激を受けていた。【金子真仁】