
<広島2-0阪神>◇30日◇マツダスタジアム
阪神石黒佑弥投手(23)が、今季初登板で悔しさをにじませた。
5回1死一、二塁から、先発の門別啓人投手(20)にかわって登板。初球から、広島田村に左前打を浴び、二塁走者が生還。一塁走者は走塁死で、続くファビアンは空振り三振に抑えた。
「ああいう場面で投げさせてもらって、走者がいてもゼロ点で抑えないといけない場面で、ああいう形で点をとられてしまったので、とても悔いが残る場面だった」と反省一色だった。
大卒2年目で、初の開幕1軍入りをつかんだ右腕。「戦力として見られるような選手にならないといけないなと改めて感じました。監督の期待に応えられるような投球をしないと、生き残れないと思う。しっかり意図をくみ取って、自分の投球につなげられるようにしたい」と力を込めた。