
<明治安田J1:東京0-3川崎F>◇第7節◇29日◇味スタ
川崎フロンターレが敵地てFC東京との「多摩川クラシコ」を3-0で制し、4位に浮上した。
前半は一進一退の攻防が続き、無得点でハーフタイムを迎えた。後半「多摩川クラシコ男」が結果を残す。0-0の後半10分に右サイドからの攻撃で中央に構えたFW山田新(24)が左足でねじ込み先制点を挙げた。昨季2度の対戦で3得点を奪っているお得意様から3戦連発弾で均衡を破った。
続いて途中交代のMF伊藤達哉(27)が決める。同28分、DF佐々木旭(25)のクロスに最後右足で伊藤が合わせて加点。同38分には相手のミスを見逃さなかったMF脇坂泰斗主将(29)が独走し、最後はFWエリソン(25)が詰めてリードを広げた。
守備陣は前半に攻め込まれる場面もあったが、日本代表帰りのDF高井幸大(20)を中心に体を張った守備で無失点に抑えた。東京と川崎Fの「多摩川クラシコ」は今回で45回目を迎えた。通算成績は川崎Fの25勝9分け11敗となった。