
<日本ハム3-2西武>◇29日◇ベルーナドーム
就任1年目の西口文也監督(52)率いる西武は、開幕連敗スタートになった。
中盤まで2点をリードされ、8回にルーキー渡部聖弥外野手(22=大商大)の適時打で同点に。延長戦に持ち込んだものの、10回に4番手のトレイ・ウィンゲンター投手(30=カブス)が2死後、3連打で決勝点を奪われた。
開幕連敗し、西口監督は試合後「やっぱり、もう1本ってとこですかね。そこが出てくれれば、ってところだとは思います」と勝負どころでの1本を求めていた。
この日はレアンドロ・セデーニョ内野手(26=オリックス)がスタメンを外れ、中村剛也内野手(41)が4番DHで入った。セデーニョが左足負傷から復帰間もないこともあり、西口監督は「そこは開幕前から、最初から決めていたので」と説明。中村剛の2安打も「ラッキーボーイだったけどもね、中村選手が」と話しつつ、流れをつかみきれずの敗退。「あぁ、悔しいな」と口にして、会見場を後にした。【金子真仁】