
<DeNA5-0中日>◇28日◇横浜
DeNA大原慎司チーフ投手コーチ(39)が、東克樹投手(29)の修正能力を称賛した。自主トレから試した新フォームがハマらず、オープン戦も初実戦から2試合で計6失点と調整は難航した。
それでも開幕戦までにフォームを調整し、リリースポイントを下げた形で安定感を取り戻した。この日も7回4安打無失点で三塁を踏ませない貫禄の投球を見せた左腕に「3回からいい力感、バランスが良くなった。あれが投げられれば問題ないかな、というのを試合中につかんだと思います。フォームのバランスのところは最後答えを出すのは本人。しっかり修正してきたのはすごいです」と評した。
立ち上がりの1回には高めに抜ける球も多かったが、同コーチは「高低のバラつきは去年なかったもので、キャンプのライブBPから気になってましたけど、そこは急に良くなるわけじゃない。全体的に良くなっていると思います」と2回以降、低めにまとめる落ち着いた投球を評価した。