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【DeNA】東克樹3度目の開幕投手で初の白星「あれがホームランにならずに…」7回4安打無失点


DeNAの東克樹投手が中日戦で開幕投手として初勝利を収めました。試合序盤はピンチを迎えるも、味方の先制点に支えられ、本来の投球を取り戻しました。結果、7回を投げ4安打無四死球無失点の好投を見せました。オフシーズンに新フォームに挑戦したものの、制球乱れが生じたため、従来のフォームに戻し、危機を回避しました。東投手は「日々勉強する気持ちを持ち続けることで、引き出しを増やしていきたい」と語り、チームの勝利を最優先に考え、リーグ優勝を目指す姿勢を示しています。今年もエースとしてチームを牽引する彼の活躍に期待が高まります。

DeNA対中日 5回表中日2死二塁、高橋宏を二ゴロに仕留め、ガッツポーズでベンチに引き揚げる東(撮影・江口和貴)

<DeNA5-0中日>◇28日◇横浜

エースの背中をマウンドから示した。DeNA東克樹投手(29)が、自身3度目の開幕投手で初の白星を手にした。1回2死一塁、石川昂に左翼への大飛球を打たれるもフェンス手前で失速して左飛に。難しい立ち上がりを無失点で終え、1回に打線も1点を先制。「あれがホームランにならずに初回に0で抑えられたこと、味方が先制点をとってくれたことで、気負わずに投げることができました」と本来の投球を取り戻した。

2回以降は危なげなかった。直球、チェンジアップ、スイーパーをゾーンにまとめて中日打線を手玉に取った。三塁を踏ませない投球で、7回4安打無四死球の無失点。「自分らしい投球ができたんじゃないかなと思います」とうなずいた。

順風満帆な調整ではなかった。自主トレから取り組んだ新フォームの弊害でリリースポイントが15センチ高くなり、制球が乱れてオープン戦は2試合で6失点。開幕が刻一刻と迫る中、あらゆる引き出しをフル活用した。新フォームを捨ててリリースポイントを下げたフォームに回帰。「日々勉強する気持ち、慢心することなく上を目指す気持ちがあれば引き出しも増えていくんじゃないかと思います」。「向上心」という太い軸にこそ原点があった。

自身にとっての開幕戦初白星より、チームの勝ちが何よりうれしかった。今年こそリーグ優勝。位置付けは理解している。「やらなければいけない立場。最高のスタートが切れた」と東。今年もエースが横浜を引っ張る。【小早川宗一郎】

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