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ドイツ1部ボーフムが筑波大とパートナーシップ締結 責任者「相乗効果が出てくる」


ドイツのブンデスリーガ1部ボーフムが筑波大学と戦略的パートナーシップを結びました。契約期間は5年間で、人材育成と知識交流を主軸にした取り組みを進める予定です。ボーフムはすでにJ2ジュビロ磐田とパートナーシップを更新しており、ボーフム市とつくば市が姉妹都市であることから、この提携が成りました。ボーフムのドミニク・ホルシュ氏は、日本人選手がボーフムアカデミーを経由してプロになるのが理想と語り、マキシミリアン・ケーゲル氏はスポーツ科学の相乗効果に期待を示しました。筑波大からは多くのプロを輩出しており、このパートナーシップがさらなる国際的な人材育成促進に繋がると期待されています。

取材に応じたドイツ1部ボーフムのアカデミー戦略・開発担当者のドミニク・ホルシュ氏(左)とアカデミースポーティングダイレクターのマキシミリアン・ケーゲル氏(撮影・佐藤成)

MF三好康児が所属するブンデスリーガのボーフムが筑波大とパートナーシップを締結した。このほど都内で取材に応じた同クラブ関係者が明かした。契約期間は5年。

同クラブは昨年からJ2ジュビロ磐田とパートナーシップを締結し、25日に契約を更新したばかり。ボーフム市とつくば市が姉妹都市で、ボーフム大と筑波大がすでに提携していたこともあり、クラブも大学と契約を交わすに至ったという。

かつては小野伸二氏や鄭大世氏、乾貴士、田坂祐介氏、浅野拓磨らが所属した日本人に縁あるボーフム。磐田とは昨季、互いのアカデミーを行き来するなどし、刺激を与え合ったという。筑波大とも同じような交流を目指している。

クラブのアカデミー戦略・開発責任者であるドミニク・ホルシュ氏は「人、知識、選手の交流を主軸に置いている。ぜひ日本選手にボーフムにお越しいただいて、お互いがオンピッチオフピッチで学び合う関係がいいなと思います」とビジョンを示した。続けて「理想は日本人選手がボーフムアカデミーを経由してプロになること」と付け加えた。

さらに、クラブスタッフの約50%を輩出するボーフム大、そして筑波大の三者で連携ができることを期待しており、「相乗効果が出てくる」と今後の関係発展を心待ちにした。

ボーフム大の卒業生でもある、クラブのアカデミースポーティングダイレクターのマキシミリアン・ケーゲル氏は、「スポーツでは経験と知識の両方が必要になる。スポーツ科学は選手の経験と合わさるから情報として有益な物になる。ファクトベースでいろいろなものを学び取れるとよりよいスポーツ科学としてフットボールを知ることができると思います」と相乗効果を期待した。

筑波大の蹴球部はMF三笘薫やDF谷口彰悟など現役の日本代表選手を輩出するなど、日本大学サッカー界をけん引する存在だ。選手だけでなく、指導者や審判、アナリスト、フィジカルトレーナーなどさまざまな分野で日本サッカー界を支えてきた。今回、ドイツ1部のプロクラブとパートナーシップを結び、より世界的な人材育成が可能となりそうだ。

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