
広島新井監督が26日、新外国人エレフリス・モンテロ内野手(26=ロッキーズ)を開幕4番に指名した。オープン戦15試合で打率3割3分3厘、2本塁打、3打点、OPS・934をマークした。最終戦まで5戦連続で起用した4番での起用に「そうやね。モンティで」としばらく打線の中軸を託す考えを明かした。指揮官からの指名にモンテロは「強い打線になるように貢献したい。自分のことばかりじゃなく、チームのことを考えて、優勝したい」と胸を張った。
オープン戦では日本球界に慣れるため、結果だけにこだわらずに調整してきた。「自分のスイングの取り方、タイミングの取り方をいろいろ勉強しながらオープン戦を過ごしてきた」。状態の上向きもあり、「自信を持てるようになった」と振り返る。
17年、当時現役だった新井監督以来の開幕戦での4番本塁打への期待に「もちろん、打ちたい」と笑顔で宣言。昨季、得点力不足に陥った広島打線の中軸として、メジャー通算21本塁打の新4番にかかる期待は大きい。