
<オープン戦:エンゼルス-ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇エンゼルスタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、オープン戦最終戦に「1番DH」でスタメン出場し、2打数1安打で途中交代した。
1回無死での第1打席は右腕コハノビツと対戦。カウント2-1から内角寄りの88・8マイル(約143キロ)のカーブを打ち上げ、左飛に倒れた。
第2打席は3回1死、コハノビツと2度目の対戦。フルカウントから内角低めのシンカーを捉え、右中間フェンス直撃の二塁打とした。打球速度は99・3マイル(約160キロ)、飛距離は382フィート(約116メートル)、打球角度は23度だった。
6回無死での第3打席で、代打オースティン・バーンズ捕手(35)が送られ交代となった。オープン戦通算成績は打率3割4厘、1本塁打。OPS(出塁率+長打率)は.972をマークした。
大谷は東京ドームでのカブスとの開幕2連戦で、8打数3安打1本塁打1打点をマークした。一時中断していた投手としての復帰プランは開幕後に再開予定で、29日(同30日)にブルペン入りを予定している。
昨季は打率3割1分で54本塁打、59盗塁を記録し、史上初の「50-50」を達成。OPSは1.036とした。自身初のポストシーズン(PS)では、ワールドシリーズ(WS)第2戦で左肩を負傷した影響もあり、打率2割3分で3本塁打の成績だった。
ドジャースは27日(同28日)の本拠地でのタイガース戦から、再びレギュラーシーズンを戦う。タイガースは昨季サイ・ヤング賞を受賞した左腕タリク・スクバル投手(28)が先発。昨季は31試合でメジャー最多タイの18勝、同単独トップの228奪三振、同2位の防御率2・38を記録した。大谷とは6月12日(同13日)に対戦しており、3打数ノーヒットに抑え込んでいる。