
J2北海道コンサドーレ札幌は25日、札幌市内で会見を行い、三上大勝代表取締役GM(53)の退任を発表した。4月24日の株主総会をもって正式にクラブから離れる。1月に代表取締役社長に就任した石屋製菓の石水創氏(42)は「これからコンサドーレが生まれ変わり、新しいことにチャレンジするという中で、三上さんの存在が大きくなりすぎてしまった。私の意思で今回の人事を決断した」と説明した。21日に通達した。昨季のJ2降格や今季の開幕4連敗の成績不振は「(退任に)全く影響ありません」と否定した。
三上氏は99年から札幌入りし、クラブの強化に携わった。「僕自身が卒業するというのが、クラブの発展につながると思い、納得感を持っている」と話した。
社内外の取締役が13人おり「約半分くらいに減らし、スリム化した形で運営していきたい」と石水氏。取締役の池端一樹氏(50)と菅原均氏(59)も任期満了で退任する。
今後GM職は置かず、クラブの強化トップは、フットボール部部長の竹林京介氏(49)が担う。