
エンゼルスのワシントン監督は、先発ローテの最後の1枠に右腕ジャック・コハノビツ(24)が入り、22年にノーヒットノーランを達成した左腕リード・デトマーズ(25)はリリーフで開幕を迎えると明かした。24日(日本時間25日)、地元紙OCレジスター電子版などが伝えた。これでエンゼルスの開幕ローテは菊池雄星、カイル・ヘンドリックス、タイラー・アンダーソン、ホセ・ソリアーノ、コハノビツの5人に決まった。
デトマーズは21年8月にデビューし、22年5月10日の本拠地レイズ戦でノーヒットノーランを達成。この年は7勝6敗、防御率3・77を記録し、将来的には先発陣の柱になることが期待されたが、23年は4勝10敗、防御率4・48と負け越し、昨季は17試合で4勝9敗、防御率6・70と苦戦した。今オープン戦は6試合で防御率2・79と好投していたが、ローテ争いに敗れた。左腕は「もちろん先発で投げたいと思っているし、最終的にはそうなると信じている」と先発への思いを口にした上で「楽しみだよ。勝利に貢献するためにできることは何でもやるつもり」と前向きに話した。
コハノビツは19年ドラフト3巡目(全体92位)で指名され、昨年7月にデビュー。1年目は11試合で2勝6敗、防御率3・99を記録し、今オープン戦は4試合で防御率2・92と結果を残していた。