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【巨人】開幕ローテ最後の枠、山崎伊織と赤星優志が26日2軍戦で“最終決戦”一騎打ち


巨人の赤星優志と山崎伊織が開幕ローテーション最後の枠を巡り、イースタン・リーグの試合で直接対決する。両選手は川崎のジャイアンツ球場でそれぞれ調整を行い、決戦に備えた。山崎は前回のオープン戦で後れを取ってしまったが、「結果が出ていないことが悔しい」と奮起を誓う。一方、赤星は逆転でのローテ入りを狙い冷静に挑む。オフシーズンから共に自主トレを行い互いを刺激し合ってきた2人は、仲間として絆を深める中でどう采配が下されるか注目される。

ブルペンで投球練習をする赤星(左)と山崎

巨人開幕ローテ最後の1枠を決める“最終決戦”が迫ってきた。26日イースタン・リーグのオイシックス戦(Gタウン)で山崎伊織投手(26)と赤星優志投手(25)の一騎打ちの投げ合いが繰り広げられる。24日、川崎市のジャイアンツ球場でそろって投手練習で調整。ともにブルペン入りし、次回登板に備えた。

山崎は19日の日本ハムとのオープン戦で4回8安打5失点。精彩を欠く内容でローテ入り確定とはならず「毎年、ローテに入るためにアピールしないとと思ってやってる。結果が出てないことも悔しいですし、何が足りないのかをしっかりと考えてます」と自問自答が続く。

赤星は2軍戦を中心に調整登板を続けてきた。逆転開幕ローテ入りの可能性も浮上する中で「シーズンを1年間、戦う中で、伊織さんだけじゃなくて、誰が先発でもきつくなってくるときもあると思う。それが今なのか、開幕してからちょっとたってからなのか」と冷静沈着だった。

山崎と赤星はオフの自主トレから2人で切磋琢磨(せっさたくま)してきた。だから、ライバル以上に仲間意識の方が強い。赤星は「身近で野球をやっている姿勢も見ている。刺激になってやらせてもらっている。(明後日は)2人ともいい内容の投球をして、監督、コーチの方々が悩んでもらえるようにしたい」と真顔で言った。【為田聡史】

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