
巨人山口寿一オーナー(68)が25日、読売巨人軍激励会に出席した。
会の冒頭で「あと1点、あと1勝を合言葉に、積極的な補強とチームの底上げに取り組んでまいりました」とあいさつした。続けて「田中マー君、甲斐くん、ライデル・マルティネスと新しい顔ぶれが加わって、戦力の厚みは増したと思っています。楽しみな若手もたくさんいます。ベテランと若手、新しいメンバーでチーム力を高めて、いよいよ迎える開幕であります」と28日のシーズン開幕戦を心待ちにした。
メジャー開幕シリーズの盛り上がりにも負けない。「今年はメジャーリーグのカブス対ドジャース戦が日本で開催されて、日本中が大いに盛り上がりました。野球が注目されまして、おかげさまでジャイアンツのオープン戦も大勢のお客さまにお越しいただきました」と感謝。その上で「ジャイアンツはファンの皆さまの期待に応えなければなりません。そのためには、リーグ連覇、さらには日本一。それが阿部監督のもとでの新風セカンドチャレンジの目標であります」と誓った。
吉兆データも紹介した。「メジャーリーグの開幕戦を日本で開催したことは過去に5回ありました。このうち4回、ジャイアンツはリーグ優勝しています。うち2回が日本一であります」と話し「今年はおそらく縁起がいい。丸くんが開幕にいないのは痛いですが、必ずや復帰して活躍してくれるでしょう。今年こそ銀座パレードやりましょう」と呼びかけた。