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【ヤクルト】ドラ3荘司宏太、開幕1軍内定“あっち向いてホイ”投法でOP戦6戦救援無失点


ヤクルトのドラフト3位、左腕投手の荘司宏太(24)がオープン戦での好投により開幕1軍入りを確定させました。荘司は6試合にリリーフ登板し、合計6回を無安打無失点で抑える活躍を見せました。高津監督も荘司の成長に期待を寄せ、「失敗も勉強の一部だから、多くを学んでほしい」と述べ、将来的にはプレッシャーのある場面で投げる経験を積ませたいとしています。荘司の特徴的なフォームは、独特な動きを持つ直球とチェンジアップに強力なブレーキがかかる点で、早くも多くの注目を集めています。新人王や最優秀中継ぎ賞を目指す荘司は、「オープン戦での経験を活かし、シーズンでも好成績を残したい」と意気込んでいます。チーム防御率も2000年以降で最高となる2.51を記録し、投手陣全体としても再建の兆しが見えていることから、今シーズンの活躍に期待がかかります。

力投するヤクルト荘司宏太(2025年3月撮影)

ヤクルトのドラフト3位荘司宏太投手(24)が24日、開幕1軍に内定した。オープン戦は6試合に救援登板し、6回無安打無失点と好投を続けた。高津監督が「彼は1軍。今は勉強期間なので、失敗もして、いろいろ野球を覚えていってくれればいい」と明言した。その上で結果を残しただけに「そのうち、いい状態であればプレッシャーのかかる場面で投げないといけない。いい経験をさせていきたい」と期待を込めた。

即戦力左腕の荘司はグラブをはめる右手を高く掲げ、担ぐように投げる。リリースでは捕手方向を見ない“あっち向いてホイ”で腕を振る特徴的なフォームが武器。チェンジアップはブレーキの効き、直球も独特に動く。新人では唯一となる開幕1軍を勝ち取った荘司は「ワクワクが大きい。結果を出し、新人王、最優秀中継ぎだったりを取りに行けたら」と力を込めた。

ヤクルトはオープン戦のチーム防御率が00年以降、最高となる2・51だった。投手陣に再建の兆しが見えつつ、シーズンを迎える。「オープン戦でブルペンの準備など、どう調整をするかをなんとなくつかめた。シーズンでも良いピッチングができれば」と荘司。課題を埋める大きなピースとなる。【上田悠太】

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