
日本ハム伊藤大海投手(27)がエスコンフィールドに今季も「大海シート」を設置する。北海道内の児童養護施設の入所者のほか、こども食堂北海道ネットワークに入会し活動している団体と子どもたちが対象となる。伊藤は「さまざまな理由でサポートを必要とする子どもたちや、大海原へ出るように将来の大きな夢に向かってチャレンジする方たちに、野球というスポーツが夢や希望を持つきっかけになり、プロのプレーがもたらす感動や興奮がこの先の成長、自立につながってくれたらと思い、試合招待を企画しました。大海シートに座って応援してくれるみなさんの声援を力に変えて、2025年シーズンも全力でプレーしていきます」とコメントした。
同シートは22年にスタート。各試合8人をエスコンフィールドに招待する。伊藤が生まれ育った北海道でプロ野球選手としてプレーできることへの感謝と、北海道の子どもたちがファイターズの試合を通じて夢にチャレンジしたいという気持ちを抱くことを願い、またその思いを後押しすることを目的に、自ら発案した。