
<オープン戦:中日-楽天>◇23日◇バンテリンドーム
6年ぶりの開幕ローテ入りが決まった楽天辛島航投手(34)が、オープン戦最終登板で力投した。中日戦に先発し、4回途中7安打1失点。2回2死満塁から岡林に先制打を許したが、最少失点で切り抜けた。「ヒットいっぱい打たれましたけど、1点だったのは良かったのと、まあ打たれた球は高かったりしたので、追い込むまで良かったんですけど、そういうところを修正して次に臨みたいなと思います」と振り返った。
オープン戦は3試合に登板して計9回2/3を1失点、防御率0・93と安定した。「今日はあんまり良くなかったですけど、全体的にはコントロールできてる球が多かったんで、いいところに投げられるっていう試合が多かったのが良かったかなと」。昨季は左肩痛に悩まされ、1軍登板はゼロ。けがには細心の注意を払ってきた。「けがしなかったっす。耐えました。ここからが始まりなんで、引き続き気をつけながらやっていきたいなっていう感じです」と引き締めた。
開幕3戦目の30日オリックス戦(京セラドーム大阪)で先発予定だ。例年は交流戦頃に初登板を迎えることが多く「周りのみんなが、それが通例みたいになってるから、なんとか変えていけるようにみたいな話をしたところだったんで。結果、そういう形になった。良かったかなと思います。ここらなんですけどね、結局は」と話した。