
<センバツ高校野球:早実-高松商>◇22日◇1回戦
早実(東京)のアルプス席は3000人を超える大応援団で埋まった。101年前の1924年(大14)春の決勝と翌25年夏の決勝でともに敗れた高松商と対戦。因縁の相手を前に、「紺碧の空」などおなじみの応援歌で盛り上げた。
早実野球部に在籍していた守田洋一さん(66)は同級生8人と応援。「三度目の正直で、後輩たちには頑張ってもらいたい。記憶に残る試合をしてくれれば」と話した。恩蔵直人校長は「101年前の話は言い伝えでしか聞いたとこがないが、再現できてうれしく思っている。101年の時を超えて頑張ってもらいたい」とエールを送った。