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【センバツ】早実アルプス3000人超の大応援団「101年の時を超えていい試合をしてくれた」


第95回センバツ高校野球の1回戦で、早実高校(東京)が高松商業高校(香川)に8-2で勝利し、8年ぶりのセンバツ白星を挙げた。この試合は1924年の第1回大会及び翌1925年夏の決勝で対決し、いずれも高松商が勝利したことに対する、101年越しのリベンジとなった。早実の応援席は3000人以上の大応援団で埋まり、吹奏楽部70人を含む多くの応援者が声援を送り、楽しんだ。振り返ると恩蔵直人校長は、「101年前の試合を引用して再現できて嬉しい」と語り、関根由衣部長も「昔の悔しさは今でも残り、この勝利に貢献できて誇りに思う」とコメントした。

早実対高松商 2回表、先制点に沸く早実アルプス(撮影・木村有優)

<センバツ高校野球:早実8-2高松商>◇22日◇1回戦

早実(東京)が高松商(香川)を8-2で破り8年ぶりのセンバツ白星を挙げた。両校はセンバツ第1回大会、101年前の1924年春(大14)の決勝と翌25年夏の決勝で対戦。いずれも高松商が勝利したが早実が101年前のリベンジを果たした。

   ◇   ◇   ◇

早実のアルプス席は3000人を超える大応援団で埋まった。「紺碧の空」などおなじみの応援歌で盛り上げた。恩蔵直人校長は「101年前の話は言い伝えでしか聞いたとこがないが、再現できてうれしく思っている。101年の時を超えていい試合をしてくれた」と喜んだ。吹奏楽部70人もリベンジに燃えていた。関根由衣部長は「昔のことですが、悔しさもありますし、リベンジしたいという思いはありました。私たちの演奏で少しでも背中を押せたり、元気づけられていたらうれしいです」と語った。

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