
<センバツ高校野球:早実8-2高松商>◇22日◇1回戦
早実(東京)が高松商(香川)を8-2で破り8年ぶりのセンバツ白星を挙げた。両校はセンバツ第1回大会、101年前の1924年春(大14)の決勝と翌25年夏の決勝で対戦。いずれも高松商が勝利したが早実が101年前のリベンジを果たした。
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早実のアルプス席は3000人を超える大応援団で埋まった。「紺碧の空」などおなじみの応援歌で盛り上げた。恩蔵直人校長は「101年前の話は言い伝えでしか聞いたとこがないが、再現できてうれしく思っている。101年の時を超えていい試合をしてくれた」と喜んだ。吹奏楽部70人もリベンジに燃えていた。関根由衣部長は「昔のことですが、悔しさもありますし、リベンジしたいという思いはありました。私たちの演奏で少しでも背中を押せたり、元気づけられていたらうれしいです」と語った。