
<オープン戦:オリックス1-1阪神>◇21日◇京セラドーム大阪
やっぱり1番近本光司外野手(30)が打てば強い。1点を追う7回1死一塁。虎のリードオフマンはオリックス川瀬の投球4球を丁寧に見極めた。そしてカウント2-2からの5球目、外角低め直球に反応し、左中間への中前打で一、三塁に好機を拡大。2番中野の同点打を呼び込んだ。
「その前がショートゴロだったので、修正しながらの打席でした。ちょっとボールの見え方とかが良くなかったので。(負けない得点に)それはすごく良かったと思います」。5回1死一塁では本田の142キロで遊ゴロに打ち取られたが、足を生かして併殺打を防いだ。その1打席も状態上昇につなげた。
通算1000安打まで67安打の打撃職人。7年目のシーズン開幕へ、ピークに近づいていく。