
<オープン戦:オリックス1-1阪神>◇21日◇京セラドーム大阪
阪神石井大智投手(27)が公式戦さながらの緊迫した場面で火消しに成功した。
6回2死三塁で村上を救援。右打者ディアスを追い込むと、最後は低めのフォークを振らせた。「三塁走者をかえせない状況で、思った球を投げきることができた」。昨年はイニング最初から任されることが多かった。藤川監督もテストの意味合いがあったことを示唆。今季の起用法が注目される。
▽阪神ゲラ(7回から3番手で登板し、空振り三振2つなど1回無安打無失点)「いい状態は続いていると思う。自分の投げたいゾーンと(そこに)投げたい球種が投げられている」