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【センバツ】横浜清陵「全員攻撃全員守備」影潜め4失策11与四死球で大敗 21世紀枠3校全滅


センバツ高校野球で、広島商が横浜清陵を10-2で下し初戦を突破しました。横浜清陵は21世紀枠で初の甲子園出場を果たしましたが、攻守がかみ合わず大敗しました。試合では四死球11個、4失策と守備が乱れ、リズムを崩しました。敗戦後、キャプテンの山本康太選手は、心の準備不足が敗因だったと振り返り、夏への再挑戦を誓いました。また、試合には東海大相模OBなどが応援に駆けつけ、監督の健闘を称えました。21世紀枠同士の対決を除けば、21世紀枠での初戦は23連敗が続いており、課題が残る結果となりました。

広島商対横浜清陵 広島商に敗れ応援団にあいさつする横浜清陵ナイン(撮影・前岡正明)

<センバツ高校野球:広島商10-2横浜清陵>◇21日◇1回戦

21世紀枠として甲子園初出場&初勝利を狙ったが、神宮大会準優勝の広島商に8点差負けと大敗した。「全員攻撃、全員守備」は影を潜め、昨秋の公式戦以降では1試合最多の4失策、与四死球は11個を数えた。攻撃のリズムが最後までつかめず、山本康太主将(3年)は「全体的にあたふたしてしまって、心の面でダメだった」と反省。甲子園の土は持ち帰らず「夏にもう1度来たい」と気持ちを新たにした。

○…三塁側スタンドには、東海大相模OBで、野原監督とともに00年センバツ優勝を達成したメンバーが応援に駆けつけ声援を送った。当時の主将、菊地一也さん(42)は「結果は残念ですが、僕らの代で甲子園に出場する監督が出てくれてうれしい」。試合中は、1球1球に声が出た。「めちゃくちゃ緊張しました。次は甲子園1勝を期待したい」。旧友の晴れ舞台に心のこもった拍手をおくった。

◆21世紀枠姿消す 21世紀枠の横浜清陵が初戦敗退。21世紀枠同士の対戦を除くと、同枠は初戦で23連敗。一般選考枠との対戦は通算26連敗。

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